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福知山線の脱線事故

急ブレーキと片輪走行、外側へ強い力…尼崎脱線 (YOL)
死者106人、捜索終了 尼崎JR脱線事故 (KYODO NEWS)
線路上の白い粉はバラスト 置き石説を否定 (asahi.com 4/28)
死亡59人・負傷441人、まだ車内に多数の乗客 (YOL)
死亡51人・負傷417人、まだ車内に多数の乗客 (Yahoo! News)

近年希に見る大惨事となってしまいました。亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。

メディアの報道を見ていると運転士が遅れを取り戻そうとしてスピードを出しすぎていたのではないか、という記事がたくさんありますが、たとえ実際に運転士に過失があったとしても、原因を運転士だけに押しつけたところでどうにもならない気がします。

そもそも、鉄道の事故というのは今に始まったことではありません。鉄道の歴史から言えば、黎明期から重大な事故が多々あります。にもかかわらず、これだけテクノロジーが進歩しているというのに、列車の脱線すら防ぐことができない。そこに私は疑問を感じます。

たとえば、現在、都市部の地下鉄ではワンマン運転が増えていますが、これはATOという自動運転装置で運転士の負担を軽減するようになっています。運行のシビアな路線には、こうした装置を導入することで安全性が高まると考えられます。
自動列車運転装置 (名古屋市交通局)

さらに少し思いついたことを書いてみると、そうした列車の制御システムが完全にオープンソースであればこうした事故は防げるかもしれません。
僕はオープンソース信奉者ではありませんが、鉄道のような社会インフラにはこうした発想が合っているような気がします。

もちろん、テクノロジーだけではなく、遅れたからといってスピードを上げて運行するという行為を許さないような社内の管理体制も重要です。まあ、それは鉄道に限らず電力など社会インフラに関わる企業の全てに当てはまることですが。

テクノロジーもインフラもあふれかえっているのに、人々の命を守ることにはちっとも役に立っていないですよね。
亡くなった方がかわいそう、JRはけしからん、と思うのはもちろんですが、事故を完全になくすためのシステムというものを考えるところに来ているのではないでしょうか。

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