2008年8月アーカイブ

ローボルテージな社会

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いささか突飛な発想かもしれないが、今の社会はローボルテージなのではないかと思った。

ここで、社会におけるボルテージとは何かを定義して、長々と説明を繰り広げるつもりはあまりない。
単純に、「電圧が低い」という意味でローボルテージなのだ。

いま、部屋を見渡してみて、高電圧な機械があるだろうか?
当然ほとんどの機械にコンセントから100Vが供給されているが、大抵5V程度で動くマイコンで制御されている。
しかし、そもそもテレビや洗濯機が普及し始めた60年代、70年代にはそんな繊細な制御などあるわけもなく、もっと電圧の高い機械だった。

音楽で言えば、エレキギターのアンプなど、いわゆるVintageものは巨大なキャビネットとアンプを持ち盛大なハムノイズを出す粗野なものだったが、現在ではコンピューターでモデリングされたお利口なソフトウェアになりつつある。

思えば、産業革命も蒸気機関が発明されて、「こんだけパワーあれば何でもできるんじゃね?」と思う人が多かったから起きたのだろう。
次は燃料電池のようなクリーンでユビキタスなエネルギーが来るのだろうが、それまでしばらくローボルテージな社会が続くのだろうか。

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